看護の力 （岩波新書 新赤版1391） [ 川嶋 みどり ]
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岩波新書 新赤版1391 川嶋 みどり 岩波書店カンゴノチカラ カワシマ ミドリ 発行年月：2012年10月19日 予約締切日：2012年10月18日 ページ数：224p サイズ：新書 ISBN：9784004313915 川嶋みどり（カワシマミドリ） 1931年、京城（現・ソウル）生まれ。
1951年、日本赤十字女子専門学校卒業後、日本赤十字社中央病院に勤務。
その後、中野総合病院看護婦教育顧問等を経て、82年より健和会臨床看護学研究所所長、2003年より11年まで、日本赤十字看護大学教授（06ー10年看護学部長）。
現在は、同大学名誉教授・「東京看護学セミナー」世話人代表。
1995年第4回若月賞、2007年第41回ナイチンゲール記賞受賞（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです） 第1章 看護という営み（それは人々の暮らしのなかから生まれた／職業としての看護師／看護師は今）／第2章 看護の意味ーごくありふれた生の営みを見直す（生命維持に関わる日常的・習慣的ケア／人間らしく生きることを支えるケア／医学・医療の現実のなかで／死の瞬間までその人らしく）／第3章 看護の原点ー人間らしく生きる条件を整える（美味しく楽しい食の基本／ベッド上でもさっぱりとー代用入浴／看護次第の「下の世話」）／第4章 看護の可能性ー治る力を引き出す（自然治癒力を高めるケア／姿勢が心身の健康を左右する／看護音楽療法ーこころとからだを開く音楽とケア／認知症緩和ケアー楽しい想い出記憶が手がかりに／予防こそ看護の真髄）／第5章 看護師六〇年（看護師を生きる／大震災を契機にー看護が日本の医療を変える） 人間誰もが持つ自然に治る力を引き出すこと。
著者はこれこそが看護の営みの原点と言う。
美味しく食べて、気持ち良く清潔に過ごし、ぐっすりと眠れるように…人間らしく生きるふつうの暮らしを整えるケアとは何か。
胃瘻や床ずれ対応のヒントに、「下の世話」や代用入浴の心得など。
現役看護師として六〇年、その心と技の真髄。
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