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新潮新書 郷原信郎 新潮社ホウレイ ジュンシュ ガ ニホン オ ホロボス ゴウハラ,ノブオ 発行年月:2007年01月 ページ数:190p サイズ:新書 ISBN:9784106101977 郷原信郎(ゴウハラノブオ) 1955(昭和30)年島根県生まれ。
東京大学理学部卒。
東京地検特捜部、長崎地検次席検事などを経て、2005年から桐蔭横浜大学法科大学院教授、同大学コンプライアンス研究センター長。
警察大学校専門講師、防衛施設庁や国土交通省の公正入札調査会議委員なども務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 第1章 日本は法治国家か/第2章 「法令遵守」が企業をダメにする/第3章 官とマスコミが弊害を助長する/第4章 日本の法律は象徴に過ぎない/第5章 「フルセット・コンプライアンス」という考え方/終章 眼を持つ組織になる 「申し訳ございません。
違法行為を二度と起こさないよう、コンプライアンスを徹底いたします」とは、不祥事を起こした際の謝罪会見での常套句。
だが、こうした「コンプライアンスとは単に法を守ること」と考える法令遵守原理主義そのものが、会社はおろか、この国の根幹をも深く着実に蝕んでいるのだ。
世の中に蔓延する「コンプライアンス病」の弊害を取り上げ、法治国家とは名ばかりの日本の実情を明らかにする。
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