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新潮新書 岡本 茂樹 新潮社ハンセイサセルトハンザイシャニナリマス オカモト シゲキ 発行年月:2013年05月17日 予約締切日:2013年05月15日 ページ数:224p サイズ:新書 ISBN:9784106105203 岡本茂樹(オカモトシゲキ) 1958(昭和33)年兵庫県生まれ。
立命館大学産業社会学部教授。
臨床教育学博士。
中学・高校で英語教員を務めた後、武庫川女子大学大学院臨床教育学研究科博士課程を修了。
日本ロールレタリング学会理事長。
刑務所での累犯受刑者の更生支援にも関わっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 第1章 それは本当に反省ですか?(2度の接触事故を起こした時の私の本音/「後悔」が先、「反省」はその後 ほか)/第2章 「反省文」は抑圧を生む危ない方法(「模範的な反省文」から読み取れること/反省は抑圧を生み、最後に爆発する ほか)/第3章 被害者の心情を考えさせると逆効果(被害者の視点を取り入れた教育/矯正教育なんかしない方がマシ? ほか)/第4章 頑張る「しつけ」が犯罪者をつくる(りっぱなしつけが生き辛さを生む/「しつけ」がいじめの一因に ほか)/第5章 我が子と自分を犯罪者にしないために(問題行動の背景をいっしょに考える/親から「迷惑をかけられたこと」を考える ほか) 犯罪者に反省させるなー。
「そんなバカな」と思うだろう。
しかし、犯罪者に即時に「反省」を求めると、彼らは「世間向けの偽善」ばかりを身に付けてしまう。
犯罪者を本当に反省に導くのならば、まずは「被害者の心情を考えさせない」「反省は求めない」「加害者の視点で考えさせる」方が、実はずっと効果的なのである。
「厳罰主義」の視点では欠落している「不都合な真実」を、更生の現場の豊富な実例とともに語る。
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