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自分の体で実験したい 命がけの科学者列伝 [ レスリー・デンディ ]

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命がけの科学者列伝 レスリー・デンディ メル・ボーリング 紀伊國屋書店ジブン ノ カラダ デ ジッケンシタイ デンディ,レスリー ボーリング,メル 発行年月:2007年02月 ページ数:223p サイズ:単行本 ISBN:9784314010214 デンディ,レスリー(Dendy,Leslie) ニューメキシコ大学で生物学と化学の教鞭を30年近くとっている ボーリング,メル(Boring,Mel) 中学・高校の教師、子ども文学ウェブサイトの編集者 モーダン,C.B.(Mordan,C.B.) 子ども向け書籍のイラストレーター 梶山あゆみ(カジヤマアユミ) 東京都立大学人文学部卒業。
翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 第1章 あぶり焼きになった英国紳士たち/第2章 袋も骨も筒も飲みこんだ男/第3章 笑うガスの悲しい物語/第4章 死に至る病に名を残した男/第5章 世界中で蚊を退治させた男たち/第6章 青い死の光が輝いた夜/第7章 危険な空気を吸いつづけた親子/第8章 心臓のなかに入りこんだ男/第9章 地上最速の男/第10章 ひとりきりで洞窟にこもった女 坂口安吾は「ラムネ氏のこと」という小文で、ふぐ料理の殉教者やきのこ採りの名人のことを讃えている。
毒かどうか試した人がいたのだ。
本書は、科学と医学の分野で、動物実験などをやった後で、最後に自分を「実験台」とした、過去2、3世紀の世界各地での事例の中から興味深いものを集め、原論文や様々な資料にあたりつつ再現を試みる。
多くの人命を救った実験もあれば、ノーベル賞級の実験もある。
自らの命をこの実験に捧げることになった実験もある。
なぜそうした実験をすることになったか、実験者の心と行動に光を当てることで、大変ユニークな読み物となっている。
巻末には、日本の研究も含む、「自分の体を使う実験」の詳細な年表が付されている。
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