エピステモロジー 20世紀のフランス科学思想史 [ 金森修 ]

20世紀のフランス科学思想史 金森修 慶應義塾大学出版会エピステモロジー カナモリ,オサム 発行年月：2013年01月 ページ数：490， サイズ：単行本 ISBN：9784766420050 金森修（カナモリオサム） 1954年札幌生まれ。
東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学。
博士（哲学・パリ第一大学）。
筑波大学講師、東京水産大学助教授などを経て、東京大学大学院教育学研究科教授。
専門はフランス哲学、科学思想史、生命倫理学（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです） 序論　“客観性の政治学”／第1部　“沈潜”の諸相（グランジェの科学認識論ー「操作ー対象の双対性」、「形式的内容」、「記号的宇宙」／ヴュイユマンにおける“代数学の哲学”ーガロア理論から操作・作用の存在論、構造分析の方法論へ／数学のエピステモロジーと現象学ーカヴァイエス以降の一系譜）／第2部　“拡散”の諸相（交錯するエピステモロジーードゥルーズという一つの事例から／生命哲学の岐路ーベルクソンとドゥルーズにおける形而上学・科学・政治／ゾラと科学ー倫理的神秘主義の視座から） グランジェ、ヴュイユマン、カヴァイェス、ドゥルーズ、ベルクソン、ゾラー。
科学認識論、数学、現象学、文学の諸相から、フランス科学思想の多岐にわたる潮流を俯瞰し、人間の“知性”を真の哲学的方法から探究する。
フランス哲学を牽引する研究者による渾身の一書。
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