量子と非可換のエピステモロジー 数学と物理学における概念と実在 [ 原田　雅樹 ]

数学と物理学における概念と実在 原田　雅樹 東京大学出版会リョウシトヒカカンノエピステモロジー ハラダ　マサキ 発行年月：2024年04月01日 予約締切日：2024年01月26日 ページ数：336p サイズ：単行本 ISBN：9784130160483 原田雅樹（ハラダマサキ） 関西学院大学文学部教授。
1967年生まれ。
1990年東京大学理学部地球物理学科卒、2005年パリ第7大学（現パリ・ディドロ大学）大学院科学史およびエピステモロジー専攻博士課程修了。
博士（科学史・科学哲学）。
仙台白百合女子大学准教授、清泉女子大学キリスト教文化研究所教授を経て、2019年より現職（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです） 第1部　概念の哲学の系譜ーフランス・エピステモロジーの中の数理哲学（哲学的方法論としての“概念の哲学”の導入ーカヴァイエス／代数学における構造と操作性ーヴュイユマン／数学における操作と対象の双対性、ならびに経験ーグランジュ）／第2部　自然科学の哲学的分析方法論と解釈学的現象学ーエピステモロジーとリクール哲学の接続（純粋現象学から科学作品の現象学へーリクールの“三重のミメーシス”からの接近／科学の解釈学的現象学の構築ー概念生成への問いから実在性への問いへ）／第3部　量子力学のエピステモロジーー物理的実在性への問いとアナロジー（場の量子論の科学作品の現象学ー量子論における代数的視点と幾何学的視点の干渉／物理学における反省的方法とエポケー、そして実在性の再把握ー科学活動内部の現象学と解釈学／アナロジーによる物理的概念の運動と生成ー量子論の構築におけるアナロジーの媒介機能）／第4部　非可換幾何学のエピステモロジーー弁証法による数学概念の生成と統一化への運動（現代数学における領域横断的な理論の発展ー作用素環論の場合／現代幾何学における操作ー対象の双対と概念の拡張ーリーマン＝ロッホの定理からアティヤ＝シンガーの指数定理へ／数学の統一化へ向けての弁証法とアナロジーーA．コンヌの非可換微分幾何学の場合） 本 科学・技術 物理学．．．楽天市場のショップで商品詳細の続きを見る