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「私」の謎を解く受動意識仮説 ちくま文庫 前野隆司 筑摩書房ノウ ワ ナゼ ココロ オ ツクッタノカ マエノ,タカシ 発行年月:2010年11月 予約締切日:2010年11月03日 ページ数:249p サイズ:文庫 ISBN:9784480427762 前野隆司(マエノタカシ) 1962年生まれ。
慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科教授。
1984年東京工業大学卒業、1986年同大学大学院修士課程修了後、キヤノン(株)入社。
1995年慶應義塾大学専任講師。
助教授を経て現在教授。
博士(工学)。
現在は、ロボットーヒューマンインタラクション、人と社会の欲求・幸福・協生・平和の研究、コミュニティーシステムデザインの研究等に従事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 第1章 「心」ーもうわかっていることと、まだわからないこと(心の五つの働き/意識の三つの謎 ほか)/第2章 「私」は受動的ー新しいパラダイム(からだのどこまでが自分なのか?/脳=「私」、ではない!? ほか)/第3章 人の心のたねあかしー意識の三つの謎を解く(「私」は心を結びつけてはいない/「私」は何のために存在するのか? ほか)/第4章 心の過去と未来ー昆虫からロボットまで(動物は心を持つか?/昆虫の気持ちになってみると!? ほか)/第5章 補遺ー「小びと」たちのしくみ(コンピュータと脳は同じか?/ニューラルネットワークは万能コンピュータ? ほか) 意識とは何か。
意識はなぜあるのか。
死んだら「心」はどうなるのか。
動物は心を持つのか。
ロボットの心を作ることはできるのかー子どもの頃からの疑問を持ち続けた著者は、科学者になってその謎を解明した。
「人の『意識』とは、心の中でコントロールするものではなく、『無意識』がやったことを後で把握するための装置にすぎない。
」この「受動意識仮説」が正しいとすれば、将来ロボットも心を持てるのではないか?という夢の広がる本。
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