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新潮文庫 おー6ー3 新潮文庫 大岡 昇平 新潮社BKSCPN_【戦後70年】 ノビ オオオカ ショウヘイ 発行年月:1982年04月 ページ数:224p サイズ:文庫 ISBN:9784101065038 8刷(1刷1954年) 大岡昇平(オオオカショウヘイ) 1909ー1988。
東京生れ。
京都帝大仏文科卒。
帝国酸素、川崎重工業などに勤務。
1944(昭和19)年、召集されてフィリピンのミンドロ島に赴くが、翌年米軍の俘虜となり、レイテ島収容所に送られる。
’49年、戦場の経験を書いた『俘虜記』で第1回横光利一賞を受け、これが文学的出発となる。
小説家としての活動は多岐にわたり、代表作に『野火』(読売文学賞)『レイテ戦記』(毎日芸術大賞)などがある。
’71年、芸術院会員に選ばれたが辞退(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 敗北が決定的となったフィリピン戦線で結核に冒され、わずか数本の芋を渡されて本隊を追放された田村一等兵。
野火の燃えひろがる原野を彷徨う田村は、極度の飢えに襲われ、自分の血を吸った蛭まで食べたあげく、友軍の屍体に目を向ける…。
平凡な一人の中年男の異常な戦争体験をもとにして、彼がなぜ人肉嗜食に踏み切れなかったかをたどる戦争文学の代表的作品である。
本 小説・エッセイ 日本の小説 著者名・あ行 文庫 小説・エッセイ...楽天市場のショップで商品詳細の続きを見る