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カラマーゾフの兄弟 中 (新潮文庫 新潮文庫) [ ドストエフスキー ]

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新潮文庫 新潮文庫 ドストエフスキー 新潮社カラマーゾフノキョウダイ2ー2 ドストエフスキー 発行年月:2004年01月 ページ数:624p サイズ:文庫 ISBN:9784102010112 ドストエフスキー(Достоевский,Фёдор М.) 1821ー1881。
19世紀ロシア文学を代表する世界的巨匠。
父はモスクワの慈善病院の医師。
1846年の処女作『貧しき人びと』が絶賛を受けるが、’48年、空想的社会主義に関係して逮捕され、シベリアに流刑。
この時持病の癲癇が悪化した。
出獄すると『死の家の記録』等で復帰。
’61年の農奴解放前後の過渡的矛盾の只中にあって、鋭い直観で時代状況の本質を捉え、『地下室の手記』を皮切りに『罪と罰』『白痴』『悪霊』『未成年』『カラマーゾフの兄弟』等、「現代の予言書」とまでよばれた文学を創造した 原卓也(ハラタクヤ) 1930年東京生れ。
東京外国語大学ロシア語科卒。
同大教授、学長を歴任。
トルストイ、チェホフ、ドストエフスキー等の翻訳多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 19世紀中期、価値観の変動が激しく、無神論が横行する混乱期のロシア社会の中で、アリョーシャの精神的支柱となっていたゾシマ長老が死去する。
その直後、遺産相続と、共通の愛人グルーシェニカをめぐる父フョードルと長兄ドミートリイとの醜悪な争いのうちに、謎のフョードル殺害事件が発生し、ドミートリイは、父親殺しの嫌疑で尋問され、容疑者として連行される。
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