腰痛放浪記 椅子がこわい （新潮文庫 新潮文庫） [ 夏樹静子 ]
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新潮文庫 新潮文庫 夏樹静子 新潮社ヨウツウホウロウキイスガコワイ ナツキ シズコ 発行年月：2003年08月 予約締切日：2024年05月23日 ページ数：256p サイズ：文庫 ISBN：9784101443102 『椅子がこわいー私の腰痛放浪記』改題書 夏樹静子（ナツキシズコ） 東京生れ。
慶応義塾大学英文科卒。
在学中からNHKの推理番組の脚本を手掛ける。
結婚で一時中断するが、’69年江戸川乱歩賞に『天使が消えていく』で応募、執筆を再開する。
繊細な心理描写を用い、社会性に富む題材を扱う。
’73年、『蒸発』で日本推理作家協会賞、’89年に仏訳『第三の女』でロマン・アバンチュール大賞を受賞（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです） 第1章 見あげる風景／第2章 筋肉の預金残高／第3章 世に腰痛者と名医は多い／第4章 霊／第5章 心身症／第6章 入眠剤四百錠／第7章 海の見える寝室／第8章 螺旋階段／第9章 〓啄（そつたく）同時 「夏樹静子のお葬式を出しましょう」ー苦しみ抜き、疲れ果て、不治の恐怖に脅かされた闘病の果てに、医者はこう言った。
時には死までを思い浮かべた鋭い腰の疼痛は、実は抑制された内なる魂の叫びだった。
そして著者もいまだに信じられないという、劇的な結末が訪れる。
3年間の地獄の責め苦は、指一本触れられずに完治した。
感動の腰痛闘病記。
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