李陵・山月記（新潮文庫　なー5-1　新潮文庫） [ 中島敦 ]

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新潮文庫　なー5ー1　新潮文庫中島敦新潮社新潮文庫　夏の文庫フェア2009　古典　スタンダードリリョウサンゲツキナカジマアツシ発行年月：2003年12月ページ数：224p サイズ：文庫 ISBN：9784101077017 中島敦（ナカジマアツシ） 1909ー1942。
東京に生れる。
東京帝国大学国文科卒。
横浜高女で教壇に立つ。
宿痾の喘息と闘いながら習作を重ね、1934年、「虎狩」が雑誌の新人特集号の佳作に入る。
’41年、南洋庁国語教科書編集書記としてパラオに赴任中「山月記」を収めた『古譚』を刊行、次いで「光と風と夢」が芥川賞候補となった。
’42年、南洋庁を辞し、創作に専念しようとしたが、急逝。
「弟子」「李陵」等の代表作の多くは死後に発表され、その格調高い芸術性が遅まきながら脚光を浴びた。
享年33（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）山月記／名人伝／弟子／李陵中島敦は、幼時よりの漢学の教養と広範な読書から得た独自な近代的憂愁を加味して、知識人の宿命、孤独を唱えた作家で、三十四歳で歿した。
彼の不幸な作家生活は太平洋戦争のさなかに重なり、疑惑と恐怖に陥った自我は、古伝説や歴史に人間関係の諸相を物語化しつつ、異常な緊張感をもって芸術の高貴性を現出させた。
本書は中国の古典に取材した表題作ほか『名人伝』『弟子』を収録。
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李陵・山月記 （新潮文庫 なー5-1 新潮文庫） [ 中島 敦 ]

李陵・山月記（新潮文庫　なー5-1　新潮文庫） [ 中島敦 ]